こんにちは!YOPP(よっぷ)です。
先日、初めてボランティアに参加してきたのでその様子をご紹介します。

概要

夏も終わりに差し掛かる9月27日(日)、仕事の繋がりで知ったボランティア活動に参加してきた!
今回参加したのは鎌倉中央公園内にある田んぼでのボランティアで、9:00~12:00のプログラム。
この田んぼはなんと室町時代から代々保全されてきた田んぼらしく、無農薬栽培の立派な稲穂が一面に広がっていた。
収穫を来週に控える田んぼのあぜ道の草刈りが、今回のミッションだ。
このボランティアはレンジャーズプロジェクトというボランティアを募集したい団体と参加したい人をマッチングさせる団体が斡旋するもので、活動自体は鎌倉中央公園内の生態系を守るNPO法人 山崎・谷戸の会が主催する。
※レンジャーズプロジェクトについては後述
ボランティア当日
集合・準備
朝9:00、神奈川県の大船駅に集合。改札前にレンジャーズプロジェクトのゼッケンを着た方がおり、出欠確認と検温、体調チェックを実施。
参加者全員が揃ったのち、活動拠点の鎌倉中央公園までバスと徒歩で約20分の移動。
この公園は初めて訪れたのだが、住宅街の中に隠れた、とても大きな公園だった。

会場に到着し、着替えを済ませると、その田んぼを保全している山崎・谷戸の会の方々が今回の活動について、作業内容や鎌の使い方などを説明してくれた。
ボランティア初参加ということもあり、厳しい指導が待ち受けているのかとビクビクしていたけれど、全くそんなことはなく、むしろ比較的ゆるい雰囲気でホッとした。
また、参加者それぞれが簡単に自己紹介を行った。その日は12名の参加だったが、うち8名が初参加(初ボランティア多数、親子参加もいた)だった。
地元鎌倉をはじめ県内や都内などあらゆるところから集結していることを知り、地元の常連ばかりだったらどうしようという心細さも払拭された。
作業開始!

移動や準備、説明でなんだかんだ10:30、ようやく作業開始。
50cm程に伸びた雑草を鎌でサクサク・サクサク刈っていく。鎌は初めて使ったけど草をごっそり刈る感覚が気持ちよくてハマりそう!
ただ、鎌を握る手に力が入ってしまい、ほんの10分程度で腕パンパン。
さらに、今回は芝刈り機で対処できないあぜ道側面の草刈りのため、しゃがみながらも落ちないよう踏ん張りを効かせる体勢での作業を強いられ、腰と足も痛くなった。
それでも、作業エリアがとても多かったことで、心に火がついてひたすら無心で草を刈っていった。

当日は我々ボランティア以外にも、山崎・谷戸の会の方々や地元の子供たちが、田んぼや隣接する畑で作業を行っていた。
田んぼに張っていた鳥よけのネットを外したり、堆肥を運んだりと朝早くから活動している様子に感心させられた。
子供たちにとっては身近な場所で農業体験をできる貴重な機会になっているし、地元の自然保守を代々受け継いでいく素晴らしい活動だと思う。
作業終了

適宜休憩を入れながらサクサク作業を進めていき11:40頃作業終了!
皆で手分けして行ったおかげで予定よりも早い時間に終わった。が、気づけば全身筋肉痛に。(笑)
お借りした鎌を返却して、締めのあいさつ。みんな達成感に満ちた表情で感想を言い合った。
疲れはあるものの、自粛でなまった体を思いきり動かすことができたし、社会貢献をしているという実感も相まってとても充実した気分で解散した。
最初は参加が億劫だったけど、終わってみると夢中になって作業していた自分に気づき、こういう時間の使い方も悪くないなと感じている。
そして、今まで無意識だった環境問題に自然と意識が向くようになり、こうした活動をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思った。(ので今回記事にした!)
翌週、稲の収穫作業が無事行われた模様。収穫体験には誰でも参加可能らしく、毎年たくさんの子供たちが参加するそうだ。
その他、公園内の自然保護活動は頻繁に行われていて、多くの方々が参加しているらしい。詳しくはNPO法人 山崎・谷戸の会をチェックしてほしい。
レンジャーズプロジェクト

今回の活動はレンジャーズプロジェクトというボランティア団体が主催。
レンジャーズプロジェクトは「身近な自然を守る」をテーマに、ボランティアに参加したい人と、人手がほしい団体とをマッチングさせる仕組みを運営。
「人の手を加えることで維持・保全される自然」を残すというミッションの下、様々な活動を斡旋してくれる。
そして東京、横浜、鎌倉、埼玉、大阪と地区ごとに活動を紹介してくれるので、自分の生まれ育った地元や、現在の住まいの近くなど地理的制約が少なく、参加自由度の高い活動が多いのも特徴。
もちろん、すべて無料で参加できるので、ボランティアに興味がある人や、都会へのおでかけはためらうけど外で体を動かしたいという人にはオススメ!
その他東京近郊で参加できるボランティア
うみさくら

うみさくらは海岸清掃のボランティア。江ノ島地区の砂浜のごみ拾いを週末に2時間程度で実施する団体で、季節ごとにイベントめいた企画も行っている。
ビーチクリーン活動としては有名な団体のようで、毎回200~300人とたくさんの参加者がおり、協賛企業も多い。
地球緑化センター

地球緑化センターもレンジャーズプロジェクト同様、山や畑を拠点としているが、村おこし的活動や学校への訪問学習など、環境をテーマに様々なジャンルの活動を展開していることが異なる部分。
長期宿泊型や海外での緑化活動など、活動の多様さ・幅広さはボランティア初心者から上級者まで網羅的にカバーする団体と言える。
Summary
あなたも生態系の一部、まずは気軽な気持ちで始めてみては?
最後までご覧いただきありがとうございました!
VLOGやSNSもやっているのでぜひ遊びに来てください!