こんにちは!YOPP(よっぷ)です。
こどもから大人まで楽しめる人気スポット、水族館。定番のデートスポットとして選ぶ人も多いと思う。
今回はそんな水族館の中で、今年7月川崎に新たにオープンしたばかりの川崎水族館(通称「カワスイ」)に行ってきたのでご報告!

川崎水族館(カワスイ)って?

水族館って全国各地にたくさんあって、おそらく行ったことないという人はいないくらい、日本の娯楽施設としては広く浸透していると思うし、まして東京近郊ともなると飽和状態なんじゃないの?と思う方も多いのではないだろうか。(実際僕もそう思ってた)
だが蓋を開けてみるとそこは今までにない新しい特徴を多く持つ水族館だった。
ある意味特殊ともいえるため、従来のイメージ通りの水族館がお気に入りなら、もしかしたら肌に合わないと感じるかもしれないけれど、僕個人的には着眼点や演出がとても新鮮で興味深いと感じられた。
淡水魚を中心に展示

カワスイのコンセプトは「世界の美しい水辺」。水族館だから“ありがち”なコンセプトだと思うかもしれないけど、最大の特徴にして魅力なのは、「淡水魚を中心に展示」している点だ。
一般的な水族館でイメージされるのは、海に暮らす魚たち。タイやヒラメ、マグロなど食卓にも並ぶ魚からクマノミやウツボなどペットショップなどでも買えるような魚たちが巨大な水槽の中で悠々泳ぐ姿を鑑賞できる。
言い換えればどの水族館に行っても見かける魚は“だいたい同じ”で、そういう魚たちが展示されていることを行く前からある程度想像できてしまうので、水族館に対する期待値は一定の域を出ない。
一方このカワスイは世界中から集められた珍しい淡水魚が展示されている。まず、川崎を流れる多摩川の魚たちから始まり、アジア、オセアニアからアフリカ、アマゾンまで様々な地域の魚たちが特別な演出下のもと来場者の好奇心をくすぐってくる。

なんせ普段見ることのない、見たことのない魚たちばかりだからとても新鮮で、「世界の美しい水辺」を十二分に味わうことができる。新しいから設備も綺麗だし魚も生き生きしていた。個人的なお気に入りはアフリカゾーンにいる「プロトプテルス・エチオピクス・エチオピクス」!

ただし、淡水魚は海水魚に比べて全体的にサイズが小さいらしい。実際カワスイにいる中で一番大きいのはアマゾンに生息するアロアナとかピラルクあたりかな?大きくても2m程度なので、一般的な水族館にいるサメやらイルカやらを期待して行くとがっかりするから、淡水魚に興味が湧かない人は合わないかも・・・。
類を見ない演出

展示されている魚もさることながら、カワスイは最新技術を駆使した他には類を見ない演出があることも、その特異な地位を確立する要因になっている。
まず、各水槽の説明書きがどこにも見当たらない。どんな魚が泳いでいるのか、それは水槽の脇にあるQRコードを読み取ることで確認することができ、説明が展示の邪魔にならない仕様になっている。
また、水槽内のカメラに映る魚をAIが認識し、名前や解説を画面に自動で表示するシステムを設置。世界初導入で目新しい鑑賞が楽しめる。
さらに、営業時間に注目してみると、昼と夜の2部制になっており、夜になると暗い中で照明が様々に変化するなど時間帯によって違った雰囲気を味わうことができる。
今回は昼の部に訪れたので、今度は夜の部にぜひ行ってみたいと思う。
- 昼 10:00-17:00(最終入館16:00)
- 夜 18:00-22:00(最終入館21:00)

他にも、アマゾンゾーンでは魚以外の動物が展示されていたり、ジャングル特有のスコール(雨)や霧などを再現する演出も用意され、新しい水族館としての強いこだわりが感じられる。
ありえない立地

カワスイのある川崎駅はJR線や京急線など複数路線が交わり、人口140万人の川崎市で最も大きな駅のひとつ。駅周辺にはラゾーナ川崎といったショッピングモールや、チネチッタという映画館など娯楽にあふれた街だから、ファミリーやカップル、友達同士で楽しむ人でいつも賑わっている。

そんな川崎駅から目と鼻の先にあるカワスイは、なんと川崎ルフロンという商業ビルの9~10階につくられている。
ビルの2フロアをリノベーションして水族館をつくるのは日本初!ルフロンは昔からよく知っている場所だったので、まさかこんなところに水族館ができるなんて思ってもみなかった。
ルフロンは1988年に開業した大型ショッピングセンターで、様々なテナントが出店しているものの、特段新しい建物ではない。そんなビルの上階に水族館をつくるということで、設置できるスペース、水量には上限があったとのこと。
様々な制約がある中でも淡水魚にフォーカスしたり、最先端技術を駆使するなど、今までの常識を打ち破ってつくられたのがこのカワスイだ。
先述のとおり、よくある水族館とは違って魚のサイズも水槽も小さめだけど、個人的にはこの限られたスペースによくこれだけの展示を実現したなと感心した。もちろん、他にはない演出の数々に加え、レストランやカフェが併設されているということも、ハンディキャップを埋める大きな要素になっている。
新しいもの好きには刺さる水族館

ここまでたくさんの特徴を語ってきたけど、実際に行って体験しないことには伝わらないこともたくさんある。
特に好奇心旺盛で新しいもの好きなそこのあなた!そう、あなたです。ぜひ1度足を運んでカワスイを感じてきてください。惹き込まれる何かが必ずあるはずですよ。
フロアガイド
参照:カワスイ

料金表
Summary
何もかもが新鮮な都市型水族館
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最後までご覧いただきありがとうございました!
VLOGやSNSもやっているのでぜひ遊びに来てください!