- 【SYNCO Mic-E10】6,000円で別次元?初心者に薦めたいコンデンサーマイク

【SYNCO Mic-E10】6,000円で別次元?初心者に薦めたいコンデンサーマイク

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こんにちは!YOPP(よっぷ)です。

動画制作を始めて早1年。画質重視でカメラばかり買い替えていたけれど、より視聴者を惹きつける映像は「音」もこだわっていかなければならない。(と今さら気がついた)

自宅でナレーションやゲーム実況、オンライン会議をするにあたって、Amazonでちょうどよさげなマイクを見つけたから紹介。

※音質比較動画あり

SYNCO-E10


仕様

名称 SYNCO Mic-E10
画像 SYNCO-E10
参照:Amazon
付属 マイク本体
マイクホルダー(ネジ穴:3/8㌅、5/8㌅)
ウインドスクリーン
XLR-3.5mmケーブル(長さ:3m)
本体サイズ 27mm × 200mm
重量 180g
指向性 カーディオイド(単一指向性)
周波数 50Hz-18kHz
感度 -38dM ±2dB
ノイズキャンセリング 180Hz 12dB
価格 5,999円(Amazon

多数あるガジェットの中でもオーディオ機器というジャンルは、「値段が上がるにつれてスペックも上がる」といってもあながち間違っていない、品質向上にはお金がかかる代物。
実際、素人と有名人の配信を比較してみると、画質は同じでも音質の差は歴然という現実を少なくともあなたも体感しているはず。

ゆえにスペックを追い求めるとどんどん財政を圧迫していく高価なガジェットなんだけど、今回は“そこそこ”の性能でいいからとりあえず現状打破という想いで6,000円の当商品に手を出した。

ちなみにSYNCOは中国のオーディオ専門メーカーで、ここのマイクは最近割とよく見かけるようになった。
中華=安物という時代は終焉し、ここも基本2万円以上する商品ばかりなんだけど、この商品だけその半額以下でリリースされている。果たしてどの程度の音質なのだろうか。


開封

スリムでクールなデザイン

SYNCO-E10

さっそく開封。内容物は先述のとおりだけど、驚いたのは想像以上にスリムでかっこいいマイク本体。

カラオケでよく見かけるマイクの2周りくらい細く、黒で統一されたデザインだから良い意味で目立たない。
思ってたよりかっこよかったから見た目には満足。ただ高級感、スペック高そう感はそんなないかな。


【嬉しい】XLR - 3.5mm 端子ケーブル

SYNCO-E10 SYNCO-E10

今回買ったマイクはコンデンサーマイクと言うジャンルらしい。そもそもコンデンサーマイクという言葉を存じ上げなかったので、今回調べて初めて知ったのだが、このタイプのマイクのケーブルは通常、スマホやカメラのイヤホンジャックに刺さらないとのこと。
拾った音を記録するには別途、オーディオインターフェースという機器が必要で、いわゆる小型のミキサーみたいな見た目のガジェットだ。

もちろんめんどくさがり屋の私、YOPPはそんなオーディオなんちゃらを揃えずとも良い音質を手に入れたいと思い、色々探した結果、この商品にたどり着いたわけだ。

このマイクのケーブルは片方がXLR端子、もう片方が3.5mm端子となっており、この3.5mm端子という仕様が例によってスマホやカメラ、パソコンのイヤホンジャックに直接接続できる端子となっている。

おかげで音質比較動画を撮影する際にも、カメラに直接接続して使用できたので特別な準備が必要ない。
ゆえに動画撮影、ナレーション収録はもちろんのこと、最近また増え始めたテレワーク(在宅勤務)、オンライン会議のお供に役立つマイクだ。


音質比較

SYNCO-E10

その6,000円の実力を測るには聴き比べるしかないということで、今回は「カメラ内臓マイク」、「外付けピンマイク」、「当商品」の3パターンで収録して音質を比較してみた。

詳細はページ下部の動画で確認してほしいのだが、とりあえずその違いをテキストで書き示すと以下のとおり。

カメラ内臓マイク(FUJIFILM X-S10)

  • 「サー」というノイズがはっきり聞こえる
  • 声がこもって聞こえる
  • カメラの内臓マイクで集音していることが明らかに分かるクオリティ(テレビではまずありえない)

外付けピンマイク(Power DeWise)

  • 「サー」というノイズが多少ある
  • 内臓マイクよりは声が少し鮮明になったような感覚
    (十分聞き取りやすくはなった)

SYNCO Mic-E10(当商品)

  • 「サー」というノイズが消えた
  • 声がよりクリアに聞こえるようになった(声だけを集音しているような感じ)
  • 乾いた音でカラッと、スッキリとした印象
  • 音の入力が弱い(収録音量が小さい/単一指向性ゆえ?)

上2つと比較して明らかに声だけを拾っている(強調している)感覚があり、聴いててとても心地よい音質だということが分かった。

もちろん、6,000円という価格相応といったレベルではあるが、安物のピンマイクと比較すると雲泥の差。
安物買いで銭を失うくらいなら、6,000円出してこのマイクを買った方が確実に満足度は高い

個人的にはこのクラスの音質で十分だけど、もっと高価なマイクは果たしてどれくらいのパフォーマンスを出すのかめっちゃ気になる。
おかげでマイク沼にもハマりそうだ。(笑)


【注意】マイクホルダーのネジ穴規格

購入にあたり後悔したことは、付属のマイクホルダーのネジ穴規格を事前に確認しなかったこと。

用途として、カメラの三脚などによく使われるマウントに固定して使用する想定だったが、当マウントのネジと、マイクホルダーのネジ穴の規格が合わず、ホルダーを固定することができなかった。


SYNCO-E10

実際、カメラの三脚などに使われるマウントには1/4㌅規格、反対に当ホルダーのネジ穴規格は最小でも3/8㌅となっており、これらを接続するには別途変換ネジアダプターが必要になるとのこと。

デスクのアームに固定して使用するつもりだったので、仕方なくその変換ネジアダプターも購入。
みんな、物を買うときは各パーツの仕様もよく確認することが大切だ!笑


この価格でこの性能なら文句なし

SYNCO-E10

今回始めて音質比較なるものにトライしてみて、改めて音質が与える印象の違いを目の当たりにした。
このマイクを購入したことで、今後ナレーション動画の制作やテレワーク(在宅勤務)時のWeb会議などが楽しみになった。ガシガシ使い倒していきたい!

先述のとおりオーディオ機器は、「値段が上がるにつれてスペックも上がる」ガジェットだから凝り始めると歯止めが利かなくなってしまうので要注意だけど、「音質」の重要性を痛感したことで他人にも薦めたくなったガジェットだ。
それを踏まえると、このマイクはエントリー者が最初に手にするのにちょうど良い商品だと思う。

案の定、マイク沼にハマりかけているので、他にコスパの良いおすすめのマイクがあったら是非教えてほしい。笑


Summary

必要十分がお得に手に入るマイク


最後までご覧いただきありがとうございました!
VLOGやSNSもやっているのでぜひ遊びに来てください!



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