お久しぶりです、YOPP(よっぷ)です!
フィット感抜群でガシガシ使い倒せるグローブを見つけたからレビュー。
キャンプに限らず色んな場面で使えて、かなり気に入ってしまった。

TEMRES 11craftsman
仕様-スペック
名称 | TEMRES 11craftsman |
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画像 | ![]() 公式サイト:テムレス ショーワグローブ |
素材 |
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サイズ | M / L |
カラー | 黒 |
価格 | ¥1,958 |
このグローブはもともと4月のアウトドアデイジャパン東京で出会った。
テムレスというブランド名は「手の蒸れ」を「レス(なくす)」した手袋というコンセプトから来ているらしく、Winter(雪山登山やウィンタースポーツなど)、Advance(防水特化で雨天下や水作業など)、そして今回紹介するcraftsmanの3種で展開している。
このcraftsmanシリーズは手のひらから側面にかけて合成ゴムで覆われた手袋で、見た目はホームセンターでよく見かける職人さんが使うようなゴム手袋と何ら変わらない、ありふれたゴム製グローブだけれど、背面に施された特殊加工の生地感と「TEMRES 11craftsman」のロゴが無骨な感じがしてアウトドアに映える。
TEMRESならではの魅力
この商品の特徴は下記2つ。

参照:テムレス ショーワグローブ
まず1つ目は通気性。名前の由来でもある「手の蒸れ」を「レス(なくす)」ことに重点が置かれていて、発熱・発汗しやすい手を蒸れから解放し、常に快適な状態で作業ができるのが売り。
ただし、グローブをつけているのに明らかに涼しいとか、つけていないような感覚ということはないので高望みしないように。
実際使ったときは汗で手がびちゃびちゃになることは無かったので、きっとそれなりの効果はあるのだろう。

参照:テムレス ショーワグローブ
そしてもう1つ特徴的なのが、合成繊維とステンレスワイヤーの糸で編み込まれた背面加工だ。
HAGANE Coilテクノロジーと呼ばれるその技術により、しなやかな手の動きにフィットしつつ、耐切創強度が保たれている。
これのおかげで、ナイフの刃や鋭い木の枝などによる切り傷を防ぐことができるから、大自然の中でも臆することなくガンガン使えるのが嬉しい。
普通の軍手で作業するよりは何倍も安心安全、もちろんナイフを垂直に手に刺したらダメだよ!笑
革製グローブとの違い

今までは「やっぱりキャンプと言ったら革製のグローブっしょ」っていう憧れ半分固定観念半分だったんだけれど、場面によっては何か使いにくいって感じてた。
以下のとおり比較をしてみると、適材適所で使い分けるのが良いということが分かった。
種類 | TEMRES 11craftsman | 革製グローブ |
---|---|---|
生地の厚さ | 薄い | 厚い |
重量 | 軽い | 重い |
着け心地 | ぴったり | ゆとり有り |
耐切創性 | ○ | ○ |
耐摩擦性 | ○ | × |
耐熱性 | × | ○ |
向いている作業 |
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革製グローブの良いところは素材、厚さからくる安心感だと思う。多少重くても着けることでどんな作業でも抵抗感が無くなる。
特にキャンプの醍醐味である焚き火では耐熱性に優れている革製グロ―ブが最適。熱い鉄板やスキレットなどを持ち運ぶにしても全く恐れることなく扱える。

一方のTEMRES 11craftsman(ゴム製グローブ)はフィット感が最高。革製グロ―ブだと苦戦する細やかな作業が格段に楽になり、素手に近い感覚で作業ができる。
また、しっかりとしたグリップ力で重いものや刃物を手から滑り落としたり、手を切る心配もない。だから個人的にはテントやタープの設営、薪を集めてフェザースティックを作る時などにはこのTEMRESを使うことにした。
使用感レビュー
キャンプで使ってみた

先日のキャンプで初めて使ってみた。自分は手が大きい方ではないのでMサイズを購入。
手を入れる口は広くないけれど、ゴムだから伸縮してくれるので装着しやすい。
ちょうど良い締め付け感で着け心地は悪くなく、自分の手にはこのサイズでぴったりだった。
キャンプでは設営・撤収作業と薪割り(ナイフによるバトニング)、フェザースティック作りで使ってみた。設営・撤収時で感じた良いところは、テントやタープを支える紐・パラコードを引っ張ってくる際、手から抜け落ちないこと。
素手だと摩擦で痛くなるし、かといって力を抜くと紐から手を離してしまうことがよくあって、その度にイライラしていたけれど、このグローブを着けていればその作業が一発でキマる。
ハンマーも手から抜けることがないから、思い切ってペグ打ちができるのも嬉しい発見。グローブを着けていた方が設営・撤収が効率よく進む感覚がした。

バトニングやフェザースティックを作る際も同様に、このグリップ力とフィット感でしっかりと力を込めつつ、細かい作業ができるから、作業のしやすさが格段に違うと思った。
もちろん、手袋の最大の役割は手の保護だから、木のトゲが刺さったり、手を切る心配も必要ない。
そして、比較表のとおり焚き火や調理などは革製グローブの出番。こうやって場面によって使い分けることでQOC(クオリティ・オブ・キャンプ)が上がることを実感できた。
動画で見たい方はこちら
クワガタ採集(昆虫採集)で使ってみた

アウトドア全般で使える利点を応用して、昆虫採集でも使ってみた。
草木をかき分けたり、昆虫を触ったり、色んな場所に手をついて無意識のうちに切り傷ができてしまったなんて良くあること。そんな場面でもこのグローブは大活躍。
フィット感ありつつ手を保護してくれるので安全安心だし、多少の泥や汚れも問題ない。
終始このグローブをはめながら童心に帰ってクワガタ採りを楽しむことができた。
動画で見たい方はこちら
アウトドアで大活躍の万能手袋

今まで手の安全なんて考えずに過ごしてきた自分にとって、手袋の重要性を改めて実感している。そして、最初はキャンプシーンで使うことを考えて、憧れの革製を使っていたけれど、今回ゴム製のこの商品を購入してやっぱり場面によって使い分けることの良さに気づけた。
別にこの商品じゃなくてもいいと思うけど、アウトドアで作業するときには安全面や作業効率の観点から手袋はあった方が良い。
そんなに高いものじゃないし、一度試してその使い心地を感じてほしいと思う。
Summary
使って実感するグローブの大切さ
最後までご覧いただきありがとうございました!
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