こんにちは!YOPP(よっぷ)です。
最近よく耳にする資産形成という言葉。
個人投資家も増えはじめ、庶民でも気軽に株式投資ができるようになっているのも時代の流れ。とはいえ、外国株にまで手を伸ばしている人はそうそういないだろう。
そんな株式投資で個人的に運用している米国株に関して、現状を記述するのでご参考まで。
長期資産形成は必須

「老後2,000万円問題」という言葉を聞いたことがあるだろうか?これは金融庁が報告した、仕事を引退してから老後を生き抜くために約2,000万円の資金が必要というもの。しかも年金とは別で貯金しておかなければならない額が2,000万円だというのだ。
そんなのその時にならないと実感がわかないという人も多いだろうが、20代の私YOPPからすれば定年がいつになるかも分からないし(死ぬまで働き続けそうだけど笑)、現在毎月支払っている年金が将来もらえるかすらも怪しいので、この問題がよりリアルに思えてくるし、危機感を感じるのは当然だ。
さらに毎年日本の借金は増え続け、過去最高を更新し続けている。とても恥ずかしい記録だが、この先円の価値もどれだけ維持されるかは不透明だ。
どこにお金を貯めるべき?

そんな状況だから国内消費は冷え込み、お給料を貯金に回す人がたくさんいるのが事実。だけどそのお金、どこに貯めておくのが最適だろうか?
毎月のお給料は基本的に指定の銀行口座に振り込まれるはず。
給料日の度に預金残高が増えていく様子は、お金持ちになったようで何だか幸せな気分になるものの、今の時代銀行の年利は平均0.001%(実態はどうだろうか・・・?)。100万円預けても1,000円程度にしかならないから賢い貯金先とは言えないだろう。
その銀行の代わりとなるのが今回取り上げる個人投資というお話。節税にもなると政府自ら商材をアピールするほど、庶民にも投資を薦める動きが加速している。
iDeCoや積み立てNISAなど合理的かつ安定的な新しい貯金先にいま注目が集まっている。(自分もちゃっかり儲けが出ている)
米国株を選ぶ理由
先述の話を踏まえていざ投資先を決めようにも、最近は投資商材が溢れすぎてどれがいいかよくわからない。
もちろん最初は普通のNISAから始め、ビギナーズラックも相まって儲けは出ていたのだけれど、最近はコロナもあり中々振るわず。そんな時に米国株にも挑戦してみたのだが、それにはいくつかの理由がある。
世界で最も影響力のある国、アメリカ

先進国で世界最大規模の経済大国であるアメリカ。広大な土地・資源やそこで働く労働者の数は圧倒的で、第1次~3次産業まで全てのトップを走ると言っても過言ではないその圧倒的存在感は自他ともに認めるところで、日本とも関わりが深い。
また、アメリカを拠点とする各社の認知度や技術力、利用者数などを比較しても、他国を圧倒するというのは周知の事実。AppleやGoogle、Amazonなど(GAFAMなどと呼ばれるけど)全世界にユーザーを抱える巨大企業もあれば、新しいビジネスを立ち上げ急成長するベンチャー、スタートアップ企業の数も9万社以上と世界一を誇る。まさにビジネスに飢えた人々が集結しては新たな価値や大きな影響力が日夜生まれる国なんだ。
そんなアメリカが今後も経済のトップを走り続けることは間違いなく、より成長見込みのあるところに投資をする方が合理的と考えて米国株を買うことにした。
日本経済もアメリカに左右される
また、残酷にも日本経済はアメリカ経済に連動している。
ニュースで毎日報じられるその日の日経平均株価だけれど、これは前日のニューヨーク・ダウ(NYダウ)の結果に大きく影響され、ダウが上がれば日経平均も上がり、下がれば同じく下がる。NYダウは誰もが知るコカ・コーラやディズニーなど主要30銘柄で構成されており、日経平均の225銘柄と比較して圧倒的に少ないにも関わらず、世界経済に多大な影響を与えている。
例えるなら親分のご機嫌を伺いながら態度や行動を変える子分のよう?だし、アメリカが世界経済のトップを走る理由がここで証明される。
日本の成長はストップしている?

参照:先進国から滑り落ちる日本の経済
そして残念なことに、日本のGDP成長率は先進国主要7か国の中で唯一成長していない。もはや先進国の面をするのも不甲斐なく、恥ずかしい結果となっているけれど、ここから復調して右肩上がりという兆しも見えないというのが問題点。
他国の景気に左右され、自国の発展も乏しく世界から取り残されていく日本。一時は年間3000万人以上の外国人が来日するなど、オリンピック誘致も併せ国策として目玉だった観光業もコロナの影響で先行き不透明。
そういった意味で、個人的には日本より海外での資産運用に注力しようと検討していたところで、米国株に手を出してみたというのが本記事の背景だ。
運用記録
先述の意気込みで始めた米国株投資も実はもうすぐ1年を迎える。自分はSBI証券で下記2銘柄を購入した。
日本株との大きな違いは、①1株ずつ購入することができる点(日本株の場合、100株ずつの購入となる)、②運用資金を一旦ドルに換金してから購入する点が挙げられる。手探りで分からないことも多いけれど、とりわけ難しいことはなく、ネット証券で気軽に始められるのがありがたい。
アルファベット(Google)

アルファベットはGoogleをはじめとする様々なインターネットサービスを展開している巨大IT企業。もはやGoogleの会社と思ってもらっていい。
この銘柄を選んだ最大の理由は、Googleの各種サービスやYouTubeといったプラットフォームの世界に対するインパクトや成長性をこの身で実感しているから。
現在使わない人はいないであろう検索機能やマップ、Gメールなどの便利かつ無料で利用できちゃうサービスは他を圧倒。自分も日々恩恵に預かっているし、スマホもAndroid使ってるし、YouTubeにVLOGもアップしていることもあり、かねてよりGoogleの大ファンだから応援の意味も込めて購入。
チャート

運用状況(2株保有)
日付 | 株価 (ドル) |
評価(保有)額 | 円相場 (ドル/円) |
損益 |
---|---|---|---|---|
2021/6/4 | 2451.76 | 540,367円 | 110.20 | +212,847円 |
2020/7/10 ※開始日 |
1514.48 | 327,520円 | 108.12 | ±0円 |
運用状況はこんな感じ。嬉しいことにコロナ禍だったにも関わらず株価は右肩上がりで成長を続け、現在20万円超のプラスとなっている。
チャートを見ると、コロナが始まった2020年初頭から株価が急激に上昇している。リモートワークやオンライン化の加速によるインターネットサービスの利用増、ロックダウンや外出自粛によるYouTubeの活況などが背景だろうか。
日本でもこの頃から芸能人のYouTube進出が激しくなったもんね。
ここまで伸びてしまうと今後の伸びしろが微妙な気がするけれど、急降下があっても長期で見れば増加していくのが優良株の強み。引き続きウォッチしたい。
ネットフリックス(Netflix)

米国株でもう1つ保有している銘柄がネットフリックスだ。コロナ禍によるステイホーム需要で登録者数が急増し、今や誰もが知っている動画配信サービス。
特に海外ドラマ好きには痒いところに手が届くサービスで、様々なジャンルの話題作が豊富にラインナップされているし、オリジナルドラマやアニメも世界中で人気があり絶好調。
最近だとStranger Thingsにドハマりしてしまい、早く続編がリリースされるのを首を長くして待っている人も多いはず。
学生時代からお世話になっているこのサービスを支持、応援したい気持ちも相まってアルファベット(Google)と同時期に3株購入。
チャート

運用状況(2株保有)
日付 | 株価 (ドル) |
評価(保有)額 | 円相場 (ドル/円) |
損益 |
---|---|---|---|---|
2021/6/4 | 494.74 | 163,561円 | 110.20 | -5円 |
2020/7/10 ※開始日 |
504.23 | 163,566円 | 108.12 | ±0円 |
現状-5円と赤字状況。昨年のロックダウン中のステイホーム期間は緩やかな増加傾向にあったんだけど、ここ最近は停滞気味。
正直ネットフリックスに関しては買った時期が悪く、過去最高と言えるほどの株価を叩き出していた頃に買っちゃったから妥当な結果だと受け止めている。もっと早く買っておけばコロナ関係なくプラスの運用ができていたのに、と後悔しても手遅れ。
どうせまたすぐ上がるだろうと楽観的な心持ちで引き続きダラダラ保有し続けることにする。
米国株投資の注意点
為替に左右される
日本円で日本株を買うのとは違って、換金した米ドル口座から投資を行うため、どうしても為替の影響を受けることになる。
円→ドルはなるべく円高の時に換金した方がお得だし、ドル→円はその逆。だから米国株投資には口座から何度も出し入れするような生活資金ではなく、貯蓄用資金で運用した方が良いだろう。
そして、同じ株価であっても為替の変動があればもちろん利益も変動する。先述の2銘柄についても日本円での損益は、株価と為替の掛け算によって算出されるから状況によってはネットフリックスの損益はプラスになる場合だってある。少額で一喜一憂せず、長期的な視点で運用を継続することが大切だと信じている。
銘柄選びが難しい
そしてもう一つの課題が、銘柄選び。海外の企業なんてほとんど知らない状態だから、自分は日頃お世話になっていてこれからも成長が見込めそうな銘柄を選んでいる。
アメリカン・ドリームつって一攫千金を狙って失敗しても笑えないので、とりあえず身近なところからチョイスしてみたら?
今後の展望

普通のしがないサラリーマンにはこれ以上の軍資金を確保することは当分難しそうだから、とりあえず上記2銘柄を継続的に観察していくことにする。
大目的は資産運用だけど、好きな企業の成長を応援できるという面も投資の楽しいところ。
今後の成長に期待しつつ、同記事は定期更新予定なので次回をお楽しみに。
Summary
米国株投資は将来の安心材料?
最後までご覧いただきありがとうございました!
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